建築物に作用する荷重

建築物には様々な方向から多種多様な力が加わります。建築物の構造設計を実施するうえではそれぞれの力を適切に把握することが重要です。ここでは、構造設計の基本となる建築物に生じる5つの外力(荷重)を紹介します。

鉛直荷重

建築物に生じる荷重は大きく分けると鉛直荷重と水平荷重の2方向の荷重に分けて検討を行います。ここでは鉛直方向に分類される荷重を記載します。

① 固定荷重 [D] or [DL]

建築物の駆体(柱、梁、床、壁)や仕上げ材料(石膏ボード、クロス)など建物の自重が固定荷重に該当します。

② 積載荷重 [L] or [LL]

建物を利用する人の重さや本棚、机、家具などの建物に取り込まれるものの重さが積載荷重に該当します。

③ 積雪荷重 [SL]

建物に降り積もる雪の重さが積雪荷重に該当します。

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